国産針葉樹(間伐材)を使用した家具の制作・販売



ウッドワーク通信

発行:2003年08月04日

□■□■□■□■□協同組合ウッドワーク メールマガジン■□■□■□■□
<< 第4号 >>

1. ごあいさつ –事務局より–

こんにちは。やっと!新潟県も梅雨が明け、夏本番の暑さ到来です。今年は、なかなか暑くならず、嬉しいような寂しいような複雑な気持ちです。
皆様は、海へ行かれましたか?早速、私は、休みの日に海へ泳ぎに行き、気持ちよくリフレッシュできました。子供連れの家族が目立ち、楽しい様子がまた、 夏らしい雰囲気だなぁ~と感じます。皆様は、いかがお過ごしですか?夏バテ対策を立て、この夏を乗り切ってください!!

事務所の玄関脇に「あさがお」を育てています。ついに!!咲き始めました。大きくて濃い紫色です。夏の花ですね。。

2. ウッドワーク製品のおはなし -棚編<Shelf>-

どこの家庭にも収納棚は、かかせません。今回は、「棚」についてお話します。

ウッドワーク製品「棚」の特徴は、全部無垢を使用しているという点です。全部が無垢材使用というのは、珍しいことでウッドワークとしての売りの一つといえます。

では、無垢じゃない家具ということは、どういう事なのでしょうか?

ほとんどの棚には、フラッシュもの(木の枠に、上下合板(ベニア板)を貼り付ける)を使用し、棚の後ろ板や引き出しの底板、鏡板などに使用され ていることが多くみられます。ベニアは、ラワン材で熱帯林で伐採された材です。環境破壊に繋がることから今、見直されています。フラッシュは、中が空洞な ので、棚の重さは、軽量です。また、曲がる、反るという性質がないことからフラッシュものの家具が多く出回っています。価格も安価なため、多くの人たちに 買われる傾向があります。しかし、見えるところだけを無垢にし、見えない引出しの底板や背板に合板を使用している傾向がみられ、濡れた茶碗を収納すると吸 湿性がないので、結露になってしまいます。化粧ベニアなどは、接着剤の量を多く使用しているため、廃棄処分をする際には、簡単に焼却できません。その他に ファイバーボードといって、木材を繊維状態までほぐし、再成形した板にし、棚板などに使われています。本物に見えるように木の模様のシートを貼り付けてい る棚もあります。やはり、剥れて長持ちはしません。防腐剤を使用している家具には、ツン!とした鼻につくような匂いがします。それは、ホルムアルデヒドの 匂いで、健康上には良くないものです。

無垢のよさは、長く使えば使うほどに色味が増すということ、たとえ傷がついても不思議なことに家具に馴染むのです。手触りのよさ、木の香りが漂 い、やすらぎを与えてくれます。反る、曲がるが欠点だと思いがちな無垢ですが、木は本来生き物です。ホゾ組で丈夫な組み方をしているので、簡単には壊れま せん。植物性のオイル使用なので、結露することはありません。

OW-B07(右写真)をご覧ください。

ひときわ目立たせてくれる、サイドボードの収納扉は、模様が特徴的です。
これは、杉ならではの素材を生かし、白太と赤身のントラスト、斜めに集成された模様がうまく表現されています。一本の木で出来ています。

左側の家具は、組合員、猪俣さんが製作された産地認証スギのカップボードです。現在、自宅で使われています。格子とガラスの扉が特徴的です。
アクセントとして真ん中に引き出しの棚が付いています。つまみは、リョウガンを使用しています。リョウガンは、上越地域の主に屋敷林に生えている木で、自然の赤みが特徴です。デザインのアクセントや補強材として利用されています。

カタログ以外での特注品の取扱いも承っておりますので、お気軽にお問合せください!

3. 森から・・・製品になるまで

今回からウッドワークの製品はどのようにして出来ていくのか詳しくお伝えしていきます。

ウッドワークが主に活用している産地認証スギは、全てが人工林です。古くから日本人が身近な素材として活用してきた杉は、生長が早いことから戦後、 各地で大量の植林が行なわれました。杉の名は、「直ぐ」「直ぐなる」からきているともいわれるように、大地から真っ直ぐに伸びます。人が植えたものは、本 来、人が手を加えなければなりません。しかし、植林をしたまま、手を加えないでおくとどうなるのでしょうか?木を育てるには、どんなことが必要でしょう か?

森づくりの第一回目は、「下草刈り」です。

植林をした苗木は、植えた年から数年間は、夏の下草刈りがかかせません。勢いのいい草に背を追い越されると小さな木が育たなくなります。木に絡 みつくツルは、切ってはずしておき、ツルの力は、強くいったん絡みつくと木にくい込んでしまい育ちが悪くなります。草を刈ることによって、障害物をなく し、日の光りが差し、ぐんぐんと生長します。

◎NPO法人木と遊ぶ研究所の森林ボランティア
7月13日に行なわれた「下草刈り」のボランティア風景です。私もこの日の森林ボランティアに参加し、汗びっしょりかきながら、ひたすら下草刈りに没頭 していました。赤いヘルメットを被り、ただ黙々と草刈りをしているのは、私(室橋)です。働いた後は、気持ちがいいもので、きれいになった森の中を見ると 清々しく、木々たちが喜んでいるような気がします。いい仕事をした後のお弁当は、格別においしいですね。

 

4. 最新情報!

新潟県中頚城郡頚城村の(有)アスカ創建さん設計の物件で、組合員、新井さん製作の産地認証スギドアを納めました。今回はその中の一部をご紹介します!

新井さん リビング収納棚扉
クローゼット(close) クローゼット(open) 引き戸

5. 終わりに・・・今月のひと言

最後まで、読んで頂きありがとうございます。ご不明な点、聞きたいことなら何でも!お気軽にお問合せください。

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