国産針葉樹(間伐材)を使用した家具の制作・販売



ウッドワーク通信

発行:2013年04月19日

□■□■□■□■□協同組合ウッドワーク メールマガジン■□■□■□■□
<< 第43号 >>

1. ごあいさつ –事務局より–

こんにちは。協同組合ウッドワークの加藤です。

春の陽気漂うこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先週の上越の高田公園では、桜の満開時期と土曜、日曜が重なり、観桜会は大盛り上がりだったようです。普段の高田公園を知っているだけに、見たこともない人多さにびっくりでしたし、道路も大渋滞だったのにも驚きでした。

6年振りに夜桜を見に行きましたが、昼間の桜とは雰囲気が違い、ライトアップされた桜はひときわ見事なものでした。
一度、訪れてみてはいかがでしょうか。

それでは、ウッドワーク通信をご覧ください。

2. 木のはなし(2)杉について

主にウッドワーク製品に使われている材料、杉について今回お話させていただきます。

【杉の語源・由来について】

まっすぐに伸びることから「直ぐな木」、生長が早く大木で長寿な木が多くあることから「スクスクと生える木」、スクスクと上へ伸びることから「すすき(進木)」とさまざまな説があるようで、ひとつに絞ることが難しいそうです。どれも生長に関しての説になります。

又、漢字の「杉」は、「彡」は「三」の字が変形したものだそうで、杉の細かい葉が多く並んだ木を表しています。「杉」の他にも「椙」という表現も使われ、「盛んに伸びる木」の意味から作られた国字があります。「昌」は「盛ん」の意味。ただし、「椙」(すぎ)は日本でしか通用しない漢字だそうです。

【杉について】

樹形は、普通細長く直立し、高さ50mに達するものもあります。生育条件などによっては幹が太くなり、屋久島や縄文杉のように樹高25.3m、胸高周囲16.4mに達するものもあります。
杉は深根性であり、根を深くまで伸ばします。かつて、杉は土砂を掴む力が比較的弱く、土砂災害を誘発するとみられていました。しかし、2000年代以降の研究により、水平根のせん断抵抗力や引き抜き抵抗力にも、それなりの値を示すことが明らかになっているそうです。

杉材の特徴である、辺材は白色、心材は淡い紅色~濃い赤褐色、時には黒いものもあり、杉はさまざまな色味があることがわかります。特有の香りもあり、軽く、やわらかいので加工がしやすいのが特徴です。構造材、造作材等の建築用材として最も多く用いられ、その他床材、羽目板、建具材、天井板など用途は多いです。
また、上越地域特有である曲がった杉材は、雪の重みに耐え、育った力強い杉があります。根曲がり部分の杉は、アテが強く、加工が難しいとされてきましたが、ウッドワークの職人の手業により、根曲がり杉の座卓やベンチとして商品化に成功しています。

杉(茨節)写真珍しい杉の木目模様を見せてもらう機会がありましたので、ご紹介します。
右側の焦げ茶色をした木に、ぽつぽつと細かい黒い節がありますが、非常に独
特な模様がみられます。左側の赤白の板目も杉です。同じ杉とは思えない程違いますね。

上越地方特有の杉で、「茨節(いばらぶし)」というそうです。
茨の道という言葉の通り、生長に伴いいくつかの試練を乗り越えてきたような思いがします。

▼写真入りの記事はこちら
⇒http://woodwork.or.jp/media20130419/

3. 納品事例のご紹介

玄関の収納棚(ワードローブ)をご紹介します。(上越市M様邸)

杉材使用の収納棚は、全体で幅176㎝・奥行41㎝・高228㎝(天井まで)、壁一面といった広いスペースに造りつけられています。
左の開き戸は、「スプリングコート」や「ジャケット」を掛けたり「帽子」をしまったり、出かける直前に取り出せます。(内寸幅88㎝ 奥行40㎝) 右の開き戸は、その他「小物」「新聞」や「雑誌広告」をストックしたり、「スニーカー」や「ブーツ」「長靴」など今履かない靴を収納したり、必要に応じては、出したりと収納スペースが沢山つくられています。棚板は5枚、全て高さ調整ができる仕組みです。

上の開き戸にも収納スペースがあります。(内寸幅88㎝・高35㎝)
普段使わない季節ものを入れておくと便利ですね。

玄関はお客様をお迎えする最初の空間なので、木のぬくもりを感じてもらえる場所として良い印象を持っていただけそうですね。

▼写真入りの納品事例はこちら
⇒http://woodwork.or.jp/post_works/house_20130418/

4. 事務局より 今月のひとこと

ご愛読いただきましてありがとうございます。

春の暖かさを感じるようにはなりましたが、まだまだ上越地域では、朝晩と冷え込むこともあります。服装の調節が難しい頃ですね。

さて、人にとって、ちょうどよい気温、湿度は一体何℃なのでしょうか。
一番快適な温度は22℃~24℃、湿度は約50%~60%位と聞きました。
我が家の場合と比較してみると、暖房の設定温度は、20度設定が多いのですが、慣れるとやや寒いと感じます。なので、21℃、22℃位に上げてしまっています。(笑)
湿度は、冬場、洗濯物を干す都合上、70%位・・・それ以上の時もあります。湿度が高めなことが分かりますね。重い空気が漂っているような気がします。
みなさんのお宅ではいかがでしょうか。

人それぞれ感じ方は違うのでしょうが、心地よく過ごせるものであれば、自分にあった温度や湿度を知っておくのも良いのかもしれませんね。

では、また次回のウッドワーク通信でお会いしましょう。

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